ウエスティン東京で行われた、プロティアジャパン20周年記念メディカルカンファレンスで、「美容と医療の融合をめざして」という講演をしました。
この11年のascの話と、主として「エンビロンとレーザーの併用の症例」「パワープレートを含めた、身体の健康」の話をしました。
私としては、内科で糖尿病専門医の自分がなぜ美容をするようになったか(自分がカブレが治らなくて困ったから)、エンビロンが好きでエンビロンを基本ケアにしていたから患者さんに良い効果をドンドン出せたことを話しました。
とにかく同年齢から少し年上の友人が多かったので、その現実の悩み、要望をききながら「自分が行きたいクリニック」「人に紹介したいクリニック」を目指してきた気がします。
まあ、ascを育てたのは、そういうオバ友(おばちゃん友達)かな~と思います。厳しい目で反応してくれるのにもまれました。(これを読んだらすご~く怒ってしまいますね、「オバ友なんて」)
その友人たちも患者さんも、皆さん「手術も注射もイヤ、自然に無理せずその年齢で綺麗だったらよい」とおっしゃいます。
患者さんもそうですが、ある意味気持ちよいくらい、いさぎよいです。
「無理な、手に入らない昔の若さをあきらめた美しさ」だと思うんです。それは、「どうせ年だから…」と言って、お手入れをやめるのでなく、正しい知識で自分で出来る範囲でスキンケアをしていく、弱っていく骨や筋肉に対してもボディケアをしていく。まあ、みなさん前向きですよね。
そういう人々に育てられたクリニックです。
私は医師に向かって話すことはあまりないのですが、結構メモを取ってくださったり、あとから遠いところの先生方もお話に来られたりして、少しは先生方のお役に立てたかな~と思いました。
上の写真はカンファレンス後の記念式典です。