内科医の私が、自分の肌トラブルからスキンケア診療をするようになったきっかけは、Dr.フェルナンデスの「スキンケアハンドブック」を読んだからです。
今でこそ、「紫外線、光老化、スキンケア」という言葉が普通に使われていますが、その本を読んで私は「目からウロコ」でした。
「環境の変化により、オゾン層が薄くなり紫外線とその紫外線による活性酸素(フリーラジカル)は、私たちの肌に直接強い影響を与えるようになった。紫外線と紫外線による活性酸素(フリーラジカル)のダメージはゼロ歳から長期間にわたって蓄積され、数年後に、取り返しのつかないダメージとしてはじめて表面に出てきます。
それを防ぐためには、子供の時から、太陽の光に気をつけなければならない。肌の外で帽子、日傘、日焼け止めで予防し、それでも防ぎきれずに肌の中に入ってくるので、それを抗酸化(酸化をとめる)物質とビタミンAで肌を紫外線によるダメージから守る。」
というようなことが書いてありました。
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1999年に初版ですが、今でも充分内容は新しいです。
そのスキンケア理論も素晴らしいですが、文章から読み取れるDr.フェルナンデスの「人間に対する愛情とスキンケアに対するポリシー」に感動しました。
その後、東京でお会いしたときにサイン入りの「スキンケアハンドブック」をもらったんですよ! さらに、今度改訂版が出るそうで楽しみです。
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ascの第1回アンチエイジングセミナーのときの写真です。
asc clementにて。
会場にて。