前回の続きです。
vitamin Aの化粧品は、エンビロンとゼオスキンヘルス(オバジZO)が有名ですが、この2つの印象をお話しします。上の写真の左がエンビロン製品、右がゼオスキンヘルス製品です。
今まで一般化粧品しか塗ったことがない人は、ゼオスキンヘルスの方が実感が早いですね。もちろんセラピューティックの薬治療、vitamin Aのお薬治療をすると実感はすごくあります。ところがもし、最高の輝くような肌を手に入れたいなら、エンビロンで濃度を上げていき、ロールキットやDFモバイルをするべきです。
こちらがロールキットとDFモバイルです。エンビロン製品と一緒に使うことで、さらに効果を発揮します。きれいな肌を極めたい方にはエンビロンをお勧めします。
しかし夜のお手入れに時間がないとか、どうもそういうのは苦手と言う方にはゼオスキンヘルスがお勧めです。
さて、何から始めるか?ですが、初心者の場合はエンビロンのモイスチャージェル1あるいはシークエンス1とシークエンスクリームから始めるのが良いと思います。
ゼオスキンヘルスならデイリーパワーディフェンスをお勧めします。
また「予算がちょっと」と言う方には、asc at homeのレチノプラスから始めるのが良いと思います。
できるだけ若い時からvitamin Aの化粧品を塗ることをお勧めします。
20年間やってみてレーザー治療もたくさんしましたが、やはりベースに毎日のvitamin Aスキンケアがあるとレーザーの効果も全然違います。患者さんをみていると、vitamin Aの化粧品の継続年数が、その方の肌年齢を決めているような気がします。
注意する事は、濃度が高い方が確かに効果は高いけれども、無理をせずvitamin Aの反応が出ない、自分に合う濃度のものを塗り続けることが重要です。また、塗り続けていると慣れてきて、さらに高い濃度のスキンケア製品も塗ることができます。
こちらは40代女性の方の症例写真です。約10年、ビタミンA治療を継続されています。
普段はエンビロンのビタミンAのホームケアやロールキットのケアを行い、年に1回、ゼオスキンのセラピューティックをしてくださっています。レーザーは、4回目の前に1回、症例写真の承諾プレゼントで1回だけフラクショナルレーザー(マドンナリフト)を行っただけです。10年で、肌は見違えるように綺麗になっておられます。目の下、法令線の改善、シミくすもありません。
こちらは頬の写真ですが、ニキビ痕の凹凸があった肌も著しく改善されています。ビタミンA治療を続けて頂いたことで、10年たってもむしろ若々しい肌になっています。
皆さん「もう歳だから」と嘆くことはありません。何歳でも、必ず肌はきれいによみがえってきます。そして、赤池クリニックの患者さんのように「毎日、朝鏡を見ると元気になる」と言うようになれますよ。気軽にチャレンジしてください。
最近では通院しなくても、赤池のイオン店でホームケア指導を責任を持って行っております。気軽にお声掛け下さいませ。