シミには種類があり、種類に応じた治療を行うことが大切ですが、結構「どこへ行っても取れなかった、何をしても取れなかったんです」と言う場合に、この青アザのシミがあります。
※上のイラストは昨年のアンチエイジングセミナーゲストの葛西先生の書籍からお借りしました。
当院での症例写真も紹介します。
20代女性 シミ治療(ADM青あざのシミ) No.177
【治療内容と料金】Qスイッチルビーレーザー 1,100円/1ショット、エンビロントリートメント(1回11,000円)、ロールキット(針付きローラー) 18,700円 ※美容液は別途
【リスクと副作用】Qスイッチルビーレーザー:まれに赤み・ほてりが生じる場合があります。保冷剤で冷やすことで、数分~数十分程度でほとんど赤み・ほてりは引きます。
エンビロントリートメント、ロールキット:一時的に赤み・かゆみ・肌表面がカサカサになる場合があります。その後、瑞々しい肌に生まれ変わるので、ご安心ください。
Qスイッチルビーレーザーですごくよく取れます。今年新たに導入したピコレーザー「ピコシュアプロ」でもピコプロスポットの打ち方でとれます。Qスイッチルビーレーザーだと、絆創膏が必要ですが、1回で取れます。年配の方ですごく濃くなってる方でも多くても3回。ピコシュアプロは、絆創膏は要りませんが、1回で取れることもありますが、Qスイッチルビーより1〜2回かかるかもしれません。
女性 シミ治療(ADM青あざのシミ) No.020
【治療内容と料金】Qスイッチルビーレーザー 1,100円/1ショット
【リスクと副作用】Qスイッチルビーレーザー:まれに赤み・ほてりが生じる場合があります。保冷剤で冷やすことで、数分~数十分程度でほとんど赤み・ほてりは引きます。
30代女性 シミ治療(ADM青あざのシミ) No.147
【治療内容と料金】Qスイッチルビーレーザー 1,100円/1ショット
【リスクと副作用】Qスイッチルビーレーザー:まれに赤み・ほてりが生じる場合があります。保冷剤で冷やすことで、数分~数十分程度でほとんど赤み・ほてりは引きます。
シミの種類によってレーザーも使い分けてます。上の写真がシミの代表的な4タイプです。それぞれの説明は下のようになります。
まずは、シミの種類によって「メラニンがどこにできちゃっているか?」と言うことがポイントです。
ADMは深いところにあります。真皮にあります。だから色が茶色というより、灰色のような青色のような色です。
ADMの治療にはQスイッチルビーレーザーとピコシュアプロ(ピコプロスポット)を使います。
深いところにあるから、IPL(フォトフェイシャル)では届かず取れません。ピーリングでも、ビタミン Aでも取れません。またADMは普通の老人性色素と違って増えはしません、大きくもなりません。ただ濃くなります。
それからADM治療には他にも良いことがあるんです。下の症例の患者さんは、目の下のクマ(ADMはクマの原因の一つ)が気になり、
長年高い美容液を塗り続けたのに、効果がなかったんですね…
と嘆いていました。そこで、
クマのレーザー治療をすると、そこにシワはなくなります。今後そこにシミも全くできないし、普通の人より、すごくシワやたるみが少ないはずです!
「長年高い美容液を塗り続けたのに、効果がなかったんですね…」と嘆いていました。かわりに「クマのレーザー治療をすると、そこにシワはなくなります。今後そこにシミも全くできないし、普通の人より、すごくシワやたるみが少ないはずです」と言ってあげたら非常に喜ばれました。
と言ってあげたら非常に喜ばれました。
クマ(ADM)の治療としてレーザーを当てることで、クマが消えるのと一緒に実は肌にコラーゲンが作られます(ADMの方はメラニンが真皮にあるからすごい熱が発生します)。つまり「クマも消えるし、さらにシワ、たるみも改善されます!」。
ADMのない方の真皮にQスイッチルビーレーザーを打ったとしても、シワやたるみは改善されません。刺青を入れて、そこを打てばいいのかもしれませんが、下手をするとどんな金属が入っているか、変な色に緑色になったりするかもしれません。
だから、このクマ(ADM)を長年持ってたおかげで目の下が若いんです。あるいは、頬にすごくADMがある人は、レーザー治療後は頬にハリがあって、シワができないし、シミもできないんです。
長年、高い美容液や化粧品を使ってシミを取ろうとして、全く無駄だったことも、なんだか楽しく忘れられるようです。
美容の治療は、楽しくやらないといけないですよね(^^)