まずは、エステ脱毛の機械との差を書きます。
ホームページの『よくある質問(こちらです>>)』を作成中、「エステ脱毛との違いを書いて下さい」と言われて、「え?まだエステ脱毛いく人いるの?」と思ってしまいましたが、やはりその説明からいきます。
医療脱毛を20年もしていると、「脱毛ならクリニックでしょう」と、視野が狭くなっている・・・と思いました
では、まず『脱毛』は法律に定められた医療行為なので、医師のいないエステで行うことができません。毛包を破壊するほどの高出力の機械(エステは光脱毛、IPL脱毛が多いですが、医療用よりかなり弱い)は使えません。エステ脱毛というのは、いま見える毛の「除毛」であり、生える毛が減る「減毛」ではないのです。
もちろん永久脱毛とはほど遠く、絶対にできません。毛剃りと同じで、施術してすぐはもちろんツルツルですが、生えてきます。
従って、毛周期より早く生えてくる前に照射していきます。繰り返ししていると少し減った感じがしますが、いずれは生えてきます。年齢とともに、女性はワキや、腕、脚の毛はホルモンの関係で少なくなるので、エステ脱毛に通っていると「効いた」と思う方もあるかもしれません。
ただ、ホルモンの関係で増えたのか、弱い出力で繰り返し当てて、硬毛化(細い毛が太くなる)のか、背中や、顔などむしろ濃くなったという方もおられました。「減ったところもあるけど、増えたところもあるの。微妙。」という方が多いです。
余談ですが、 実は、20年くらい前は、エステ脱毛も高出力の機械を使える時代がありました。しかし、ヤケドなどのトラブルが頻発して、行政から厳しく取り締まりがあり、逮捕者も出ました。もうエステ脱毛は終わったなと思ったら、「永久ではありません。医療レーザーより痛くない」とうたって再び蘇ってきました。すごく前向きな世界だと思いましたが、みなさんは永久脱毛したいのに、できないところに、何回も足を運び、時間も、料金も支払いながら毛剃りに通うのは、あまり得策ではないと思いますが、いかがでしょうか
アカイケでは、痛みに弱い方や市内に行けない方に、サロンにエステ脱毛機も置いていますが、そしてエステ脱毛コース内で医療脱毛を自由に何回か、受けられるようになっているので、それなりに満足されています。
しかも痛みは蓄熱式のソプラノアイスや、ライトシェアクアトロの吸引式で痛くなくなり、カウンセリングの時点でクリニックの医療脱毛を選ばれる方も増えてきました。
私は、医療レーザー脱毛で、さっさと5回で終了させるのが、コストパフォーマンスが良いと思います。
次回は、『医療レーザーの違い』を書きますね。