2023年10月8日(日)に、徳島グランヴィリオホテルにて、先端アンチエイジングセミナーVol.22『シミはどう治療し、再発はどう防ぐべきか。』が行われました。ゲストには葛西形成外科 院長 葛西健一郎 先生をお招きしました。日本の美容医療黎明期より業界をリードし今なおレーザー治療の第一人者として活躍される葛西先生と、長年「美容と医療の融合」に取り組んできた赤池院長のお二人により、シミの治療方法と、再発を防ぐをテーマに講演が行われました。
葛西形成外科 葛西健一郎 先生のご講演
日本における「美容医療の先駆者」
ゲスト 葛西健一郎 先生のご講演
葛西先生は日本における「美容医療の先駆者」「レーザー治療の第一人者」として常に注目を浴びています。美容医療に関するご著書も多数。多くの医師が葛西先生の著書を読んで学んでいます。
普段は学会発表が中心とのことですが、今回は一般の方向けに優しく気さくな口調でお話をいただきました。
経験のあるクリニックで治療を
葛西先生の講演では「シミの種類とタイプに合わせた治療方法」を多数の症例とともに紹介していただきました。お話の中で印象的だったのは「シミは全て同じに見えるが、実は種類がありそれぞれ治療法が違う」「経験のある医師でないとシミの見分けがつかない」とのこと。「赤池先生のような経験のある医師により、シミの種類をちゃんと判断してもらうことが何より大切ですよ」との嬉しいお言葉もいただきました。
正しいスキンケアが1番大切
肌は正しいスキンケアをすればそれだけで若返る
またレーザー治療で多数の実績がある先生ですが、「正しいスキンケアが1番大切」「正しいスキンケアをすれば、それだけでも良くなる」と何度も繰り返されました。
これは当院が20年前からお伝えしていること。私たちスタッフも葛西先生の言葉でスキンケアの大切さを再確認しました。また来場のお客さんからも「いつも教えてもらっていることですね!」とお声をかけて頂きました。
赤池クリニック院長 赤池 瞳先生のご講演
続いて赤池院長からは、当院の患者様の症例写真を使いながら、シミの種類にあったレーザー治療の解説が行われました。
下の症例写真はセミナーで紹介された写真です。当院では病気を治すようにシミの種類を診断し、種類に合わせた治療を行っています。
普通のシミ、そばかす、肝斑、ADM(青あざのシミ)それぞれ場所がことなるため、シミの種類に合わせたレーザー機器を選ぶことが大切です。当院ではシミの種類に合わせた最適なレーザーを完備していますので、症状に合わせた治療を提案しています。また最近テレビや雑誌などで目にする「戻りジミ」や「シミがとれなかった」の原因についても解説されました。
「シミをとったら予防」をしていると、むしろ若くなる!
なかでもお客様が興味を持たれていたのが、「シミの再発を防ぐ方法」について。当院ではレーザーでシミを取った後も継続して予防を行っている患者さんがたくさんいらっしゃいます。そうした方は治療を始める前よりむしろ若々しい肌をされています。
上の症例はセミナーで紹介された症例ですが、治療を始めて5ヶ月でシミが改善し、その後もケア(予防)を続けることで、約3年後には治療前よりもむしろ若々しい肌になっています。
またこちらの方も、治療を始めて6ヶ月でシミが改善し、その後もケア(予防)を続けることで、約5年9カ月後には治療前よりもむしろ若々しい肌になっています。こうした若々しい肌へと導いたのが当院が20年以上取り組んできたビタミンA治療です。
「シミをとったら予防」をしていると「治療を始めるよりむしろ若くなる!」の症例写真には皆様も改めて驚かれていました。サロンケアのエンビロントリートメント、塗り薬(ゼオスキンヘルス セラピューティック)、エンビロン、ロールキットなどのホームケアなど様々なビタミンA治療のメニューも紹介されました。
最近は「レチノール(ビタミンA)」配合の化粧品ががさまざまな会社からが発売されていますが、ビタミンAにも種類があり、ビタミンAの種類の中には、吸収が良いものや悪いもの、刺激性の大小や、壊れやすいもの(安定性が悪い)や、莫大な量を塗らないと本当は効かない〇〇レチノールとか、いろいろある。しっかりと考えて作られた製品を使うことが大切とのお話も。
今回のセミナーで始めて美容医療に触れるお客様は年齢を経過してもむしろ若くなることに驚かれていました。またいつもエンビロンやゼオスキンヘルスを使っているお客様も「ロールキット毎日がんばるわな!」など刺激になったようでした。
葛西先生の熱いお言葉は講演後の取材中も!
講演後のメディア取材中も、葛西先生からは美容医療について熱い言葉の数々が。
当院でもおなじみの「こすらない」ですが、最初に考えられたのは実は葛西先生。今でこそテレビ、雑誌でも取り上げられるようになりましたが「最初はみんな半信半疑だったが、今では当たり前のことになっていますよ」と。赤池院長からも「葛西先生が“こすらない”を言い始めたときに、世間では“完全に化粧を落とさないとシミになる”と言ってましたね~」と、長年美容医療に取り組んでこられたお二人の話は尽きることがありません。
葛西先生は近年大阪などで美容クリニックが増えていることについて「正しい治療と巡り合えず、シミがとれなくて長年悩んでいる患者さんが増えていて、とても残念」「ちゃんとシミの種類を判断できる経験のある医者との出会いがなにより大切」と改めて力説されていました。
記者の方から赤池院長に「地方都市徳島でセミナーを続けることは大変だと思いますが、22回も続けられる秘訣は?」との質問もありましたが、すかさず葛西先生が「そりゃ真面目だからですよ、1人ひとりの患者さんに誠実に正しいことを伝えたいから続いているのではないか」「ご自身が肌トラブルで悩んだことが美容医療に入ったきっかけだから、心が入っているよね」との言葉をいただきました。私たちスタッフもこれからもセミナーや日々のカウンセリングで「正しいスキンケア」を伝えていけるよう、より一層がんばろうと励みになりました。
カウンセリングブースや体験ブースも大盛況!
講演の合間には当院スタッフより開発中のドクターズコスメの紹介と、皆様が楽しみにされているグランヴィリオホテルシェフ特製ケーキのサービスが。
セミナー終了後は会場後方カウンセリングブースにたくさんの方が訪れて頂きました。「私のシミとれますか?」「ビタミンA治療をしたい!」など、先生方の講演に刺激を受けた方々で大盛況。
また赤池クリニックオリジナルドクターズコスメ asc at home^や、パワープレートパルスの体験ブースにもたくさんの方にいらしていただきました。セミナー会場で先行発売された「セルグロス30・リッチセラムは、話題の美容成分「成長因子(グロスファクター)」配合ということもあり、お客様の注目を集めました。